前回は「裏金議員非公認断行した石破新総理の本音〜政権地盤固める合理的発想・「政治家の嘘」に異常に寛容な日本社会・総選挙と追加公認の行方〜」の話でした。
政権発足支持率が驚異的に低い石破政権:堅物総理の豹変

石破新政権が発足し、恒例の政権発足支持率が「28%」と発表されました。
近年にない、異常なまでに低い結果になりました。

新政権は、あまり
支持しないけど・・・



まあ、最初だから、
期待を込めて「支持」でいいかな・・・
日本では「ご祝儀」的な気持ちで、世間の評価よりは比較的高い支持率となるのが政権発足支持率です。
ところが、「異例」を超えて「異常」に低い結果となりました。





まさか、こんなに低い支持率に
なるとは・・・
この結果に最も驚いているのは、石破総理自身と思われます。
政権発足直後、



石破さんは
円安を容認しない姿勢だ・・・



今まで円安基調だったが、
円高に向かう!
このように「円安によって異常に膨れ上がっていた日経平均」は先物が暴落しました。



まずいな・・・
このまま株価が下がると政権支持率が低くなる・・・
こう考えた石破総理は、これまでの「円安非容認」の姿勢を一気に変えて、



今は、追加利上げをする
時期ではない・・・
このように「追加利上げ」を一気に否定した結果、



円高に向かっていた為替が、
一気に円安になった!
一時期、140円/ドルを目指していた為替は一気に円安になりました。
そして、2024年10月20日現在、150円/ドルを目前とするレベルになった円。



自分の主張を変えて迎合したのに、
なぜ、支持率はこんなに低いのだ?
独特の口調で「信念が強そう」な印象があった石破総理。
首相・自民党総裁になった途端に、主張を大きく変えたことに対して、



なぜ、総裁選までの
主張を一気に変えるの?



石破さんって、もっと
信用できると思っていた・・・
比較的「堅物な人物」の印象が一気に萎んでしまい、国民は失望しました。
石破総理=「信用できない」総理という印象を与えてしまったのです。
「昭和的メンタリティ」の政治とカネ:中途半端な自民党非公認


2024年10月27日投開票に向けて、総選挙モード全開の日本。



国民に信を
問います!
この姿勢は正しいですが、能登地震の後遺症が残る中、総選挙を強行する必要があったのかどうか。
能登自身と建築基準法に関する話を、上記リンクでご紹介しています。
この「総選挙の是非」に関しては、様々な見方がありますが、もう一つ大事な論点があります。



裏金議員は
公認しません!
いわゆる「政治とカネ」に対して、



自民党の連中は、
まだ「政治とカネ」なの?



いつまで、昭和のメンタリティで
生きているのかしら?
このような「激怒を超えて、呆れている」日本国民の意識に対して、



裏金議員を非公認すれば、
私の果断が評価されるだろう・・・
こう目論んでいた石破総理でしたが、



なぜ、私が
非公認なのだ!
このように激怒する人物が多数登場し、さらに「旧安倍派」ばかりだった非公認に対して、



単なる旧安倍派への
「面当て」なんじゃないか?
このような声が多く聞かれ、「果断」が「単なる個人的復讐」の印象となってしまいました。
本来、「裏金=非公認」であれば、もっと「非公認にすべき人物」が多数います。



裏金議員非公認は
良いけど・・・



この人たち(裏金議員)以外にも、
他に「裏金」疑惑の人がいるんじゃないの?
この「昭和的メンタリティ」の裏金議員を撲滅するならば、



私の代で「政治とカネ」を
根幹から断ちます!



裏金疑惑が絶えない
A,B,C,D,Eも公認しません!
石破総理は「中途半端な非公認」ではなく、「抜本的な非公認」を断行すべきでした。
もし、石破総理が「抜本的な非公認」を断行した時、自民党内は分裂の危機に陥ったでしょう。
一方で、もし「断行」したなら、



石破総理の
断行を支持します!



このハッキリした姿勢は
好きだから、支持します!
多くの日本国民の支持が得られ、最終的には石破総理にも自民党にも良かったでしょう。
個人的には、石破総理には「堅物さ」を貫いて欲しかった。
個性・主義主張を消してしまうならば、「総理大臣は誰でも良い」ことになってしまいます。
肝心なところで中途半端になってしまった石破総理の命運が、一週間後に決定します。