前回は「ロシアと米国の睨み合い〜ますます強力になる米国・「巨大なボイラー」の現在・ロシア主導のウクライナでの「住民投票」・不安定化する欧州・英国の大混乱〜」の話でした。
目次
攻勢に出るロシア

ロシア軍が、キーウなどウクライナ各地を砲撃しました。
BBCニュース


キーウ中心部などウクライナ各地へ砲撃、全国で約70人死傷と 電力施設などに被害 – BBCニュース
ウクライナの首都キーウで10日午前8時過ぎから、複数の砲撃と爆発が相次いだ。ウクライナ当局によると、少なくとも民間人11人が死亡し、60人が負傷した。ウクライナのウォ…
クリミア橋での爆発を「ロシアに対するテロ行為」と非難して、報復に出たプーチン大統領。
そして、現在表立ってロシアを支援する数少ない友邦国であるベラルーシに出兵を依頼しました。
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ロシア・ウクライナ双方の報復が続く中、エネルギー不足の欧州は、これから本格的な冬となります。
米国の輸出規制強化

欧州の状況が非常に厳しい中、米国は堅調です。
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米商務省は、米国から中国への先端半導体等の輸出を「大きく規制する」ことを発表しました。
米国の最先端技術を取り入れて、科学技術・軍事技術の大幅な増進をおこなってきた中国。

米国の新たな規制によって、中国は一定の損害を受ける見込みです。
多額の投資を必要とするウクライナ

国家の復興が必要なウクライナは、多額の投資を必要とします。
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ウクライナ財務省は、ウォール街などで「資金調達」に成功し、資金を集めつつあります。
堅調な米国は、インフレが続き、さらにドル高となっています。
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そのため、米株式は続落が続き、Dowは29,000ドル付近まで下落しています。
停戦の兆候すら見えないウクライナ戦争。
そして、拍車がかかるドル高・米国中心が市場心理の警戒感を高めています。
米株は利上げなどの「何らかの兆し」で上げ下げあるも、当面調整を続けると考えられます。
