ウクライナ軍の東部奪還〜「長距離ミサイル提供」前向きに検討する米国・非常に強くなるドル〜|ウクライナの反撃 4・露ウクライナ侵攻

前回は「ロシアと欧州 2〜一進一退のウクライナ軍とロシア軍・混乱続く英国・エリザベス女王崩御・FRBの狙いと米株価の調整〜」の話でした。

目次

ウクライナ軍の東部奪還

左上から時計回りにVolodymyr Zelenskyウクライナ大統領、Joe Biden米大統領、Erdoğanトルコ大統領、Vladimir Putin露大統領(Wikipedia)

ウクライナ軍が反撃に転じて、東部の都市の奪還を進めています。

「1000平方キロ以上の領土奪還」とゼレンスキー大統領は発表しました。

エネルギー・資源・IT・資金力・軍事と全ての分野で堅調な米国が、ウクライナを支援する中、ロシアは苦闘しています。

ウクライナは、米国などの西側諸国に「さらに武器供与を要請」しています。

「長距離ミサイル提供」前向きに検討する米国

Joe Biden米大統領(Wikipedia)

これまで、米国が拒否してきた「長距離ミサイル」まで要請を進めています。

米国が「長距離ミサイル提供を拒否」していたのは、ロシア本国に反撃することで、状況の悪化を避けるためと考えます。

「拒否していた長距離ミサイル提供」を「要請している」とメディアに出る事実は大きいです。

米国が「提供を検討」していると考えます。

欧州は、エネルギー危機と高いインフレで、ウクライナへ支援する余裕がありません。

そして、英国はエリザベス女王死去により、悲しみに沈んでいます。

ウクライナへの武器提供は、「米国しかできない」状況にあります。

武器提供によって、さらに軍事力・科学技術の発展に拍車がかかる米国。

非常に強くなるドル

Emmanuel Macron仏大統領(Wikipedia)

ドルが、非常に強くなっています。

ユーロは、かつてないほど対ドルで下落しています。

このユーロ安が短期的に、欧州経済に与える影響は、良いかも知れません。

軍事・科学・経済分野において、米国が牽引する状況が明確になりました。

株式市場はしばらくは復調して安定すると考えます。

欧州の不安定な状況とウクライナ情勢によって、短期的に大きな下落場面もあるでしょう。

全体的には、年末にかけて少し上がると考えます。

新地球紀行

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