前回は「全てが論外の「どうする家康」〜歴史を捏造するNHK・「金ヶ崎」で秀吉を激しく貶める異常さ・汚い言葉を是とする異常な空気・「どうにもならない」家康〜」の話でした。
女性活躍推進度診断ツールの問題:どのように「点数化」するのか?

最近、東京都肝入りで「女性活躍推進度診断ツール」を作成しました。
この「女性活躍推進度診断ツール」に対して、東京都は大きな自信を持っているらしく、
東京都「女性活躍推進度診断ツール」を
ぜひお使いください!
「ぜひ会社で使って欲しい」という勧誘電話が会社にありました。
さらに、「使用を促すチラシ」まで郵便で届きました。
そもそも「ツール」を作成するためには、システム会社に相応の外注費がかかっているはずです。
さらに、電話オペレーターや印刷・配送費用を考えると、結構な額をつぎ込んだ東京都。



「女性活躍推進度診断ツール」を
使えば、色々なことが分かります!



女性活躍に向けた
貴社の課題分析が可能です!



同規模同業他社と比較することで、
今後の取り組みのヒントが得られます!
随分と自信を持っているらしい東京都は、電話やチラシでこのように高々と主張しています。
そもそも、どのように「女性活躍推進度」を数値化しているのか、が謎です。
そして、そもそも「女性の活躍を推進すること」とは何なのか?
さらに、「女性の活躍推進度」が高いことは、何に繋がる可能性があるのか?
色々と大きな謎があり、「数値化すること」に疑問を感じます。
偏差値が登場する東京都肝入りのツール:高校で「おさらば」すべき偏差値


この「女性活躍推進度」という数値自体が意味をなすかも不明ですが、もっとすごい事実があります。



チャートを使って
現状を見える化します!



数値は同規模同業他社の回答から
算出された偏差値です!
どうやら、偏差値を算出して「同規模同業他社と比較」するようです。
そもそも「点数付け」をする意義が不明ですが、「偏差値をもって、ある会社の評価をする」こと。
なんだか、中学受験〜大学受験の塾のように感じます。
そもそも、日本の教育界では根強い偏差値という存在。
アジアでは「偏差値重視」の傾向があるかもしれませんが、欧米の教育では「偏差値」は重視されません。
「偏差値」という言葉が、ほとんど登場しない国もあると思われます。
この「偏差値によって評価するツール」を東京という自治体が作ったという事実。
これは、日本という国家が、非常に異質であることを示していると思います。
そもそも、「高校生でおさらばすべき」筆頭が偏差値です。



色々と回答に
答えて・・・



ほう・・・うちの女性活躍度の
〜の偏差値は60か・・・
社会人が「偏差値は・・・・」と話すこと自体が不気味です。
ぜひとも「自治体が作成するツールでの偏差値使用」は、今後中止して欲しい。

