前回は「政治の場で使用するべきではない「どう考えても」〜中国を侵略した大日本帝国・認識すべき日本と中国の「近い過去の歴史」・中国の怒りへの対処〜」の話でした。
関係の悪化が進行する日中関係:日本と中国と台湾と韓国

高市総理の発言によって、険悪さをます一方の日中関係。
上の写真は、中国、韓国、台湾、日本の地理的関係を、各国元首の顔写真の位置で表現しています。
高市早苗中国が台湾に対して、
戦艦を使って武力の行使を伴うものであれば・・・



どう考えても
存立危機事態になり得るケースだ!



絶対に
受け入れ難い!



こんな発言
黙って見過ごせるか!
「台湾統一」を憲法に掲げている中国にとって、「日本の介入」は公式に発言されて見逃すことは出来ません。
異常なまでの親日国である台湾以外は、戦後ずっとギクシャクした関係を続けている日本。


その「ギクシャク」の根本的原因は、第二次世界大戦中の大日本帝国のアジアの侵略です。
現在の日本の国家像から考えると「信じられないほど広域の地域を領有した」のが大日本帝国でした。
今年2025年は、戦後80年となりますが、日本は「第二次世界大戦の歴史」には後ろ向きであり続けています。
そもそも、80年ちょっと前に、大日本帝国という国家名だった日本が、上のような領土を有したこと。
この歴史的事実を知らない日本人も結構多いと考えます。
中華人民共和国と中華民国・台湾が誕生した歴史:中国トップだった蒋介石


そこで、第二次世界大戦後、日本という名前に変わった我が国とアジアの国々との歴史を知るのが大事です。



私が中華民国の
トップであったのだ!
第二次世界大戦の頃は、中華民国という名前だった中国のトップは蒋介石でした。
そして、「主流派」であり、大日本帝国と戦い続けた蒋介石は、かつて日本に留学経験がある人物でした。



我が中国は
大日本帝国に徹底抗戦する!
そして、戦後、「主流派」だった蒋介石一派は、「非主流派」だった毛沢東一派に中国本土から叩き出されました。



やむを得ん!
台湾へ逃れる!
そして、現在の台湾に逃れた蒋介石一派は、中国とは別の国家を樹立しました。



この国を
中華民国とする!
そして、現在の台湾(中華民国)を建国したのが蒋介石でした。



我が台湾は
中華人民共和国とは別の国家です!
この歴史を踏まえると、「台湾と中国は同じ国家に起源を持つ、異質な国家」となります。
似たような例は、世界中にあり、「台湾と中国は別の国」です。
次回は、第二次世界大戦直後の「中国の代表」だった蒋介石の言動を振り返ります。

