前回は「続投すべき石破総理と連立の行方〜「古き昭和的自民」へのNo・大惨敗喫した自公政権・「意味不明」だった非公認候補への公明推薦〜」の話でした。
女子中学生のメンタリティの幼すぎる新人議員たち:間抜けな「議場内撮影」

2024年10月27日に行われた総選挙で大敗した自民党。
連立を組む公明党に至っては「党首が落選」し、25%の議席を減らす大惨敗となりました。


大惨敗喫しましたが、
辞任しません!
そして、なんとか首相に再任して、第103代内閣総理大臣に就任した石破総理大臣。
たかだか40日ほどしか存続しなかった内閣を率いた「第102代」内閣総理大臣に意味はありませんが、



新たな気持ちで
組閣して、日本のために!
「日本のために一生懸命仕事したい!」という石破総理の気持ちは、よく分かります。
かつて、小泉内閣で防衛庁長官を務め、素朴な感じの石破総理は応援したいです。
そして、自民党が大敗し、大物議員が多数落選した今回の総選挙では多数の新人議員が生まれました。
若いパワーで日本の国家を背負って一生懸命頑張って欲しいですが、ウキウキ気分の愚か者もいます。



やったー!
ついに国会議員になった!
国会議員になって嬉しい気持ちはよく分かります。
ところが、



ねーねー、
みんなで記念写真撮ろうよ!
なんと、撮影禁止の議場で「女子中学生のノリ」で記念写真を撮った、間抜けな新人議員がいました。



やったー!
国会の議場だ!
「撮影禁止」を指摘された後、この議員は、



議場での撮影が
禁止されていることを知らず・・・



本日、写真を議場内で
撮影をしてしまいました。



より一層勉強するとともに、
気を引き締めてまいります。
SNSで、このように謝罪しましたが間抜けすぎます。
大体、いままで「報道陣以外に議場内で撮影していたことがない」ことくらい、社会人なら誰でも分かります。
そして、今更「一層勉強する」などどうても良いことです。
そして、「よく勉強してから国会議員になる」のが本来の姿です。
確かに、様々なことを学びながら仕事をすることは必要ですが、



もっと
勉強します!
この「勉強します!」という姿勢もまた、女子中学生・女子高校生の発想です。
大学生以降は、勉強というよりも「学び」や「習得」であるべきと筆者は考えています。
「勉強」というメンタリティは、テストの点数や偏差値に追い立てられている高校生までの発想です。



やったー!
国会の議場だ!



もっともっと
勉強します!
何から何まで女子中学生のメンタリティの新人議員は「これから成長」以前であり、話にならないです。
当たり前の「信賞必罰」がない曖昧な日本:国会は日本の行方を決定する場


言うまでもなく、国会は日本の行方を決定する場です。
この場に「貴重な一票を付託されて国会に臨む」べき議員の方々。
新人議員の方には、



やったー!
ついに国会議員になった!
このような「軽い気持ち」ではなく、



国民の支持を受けて、
ついに国会に来た・・・



我が国、国民のために、
一生懸命働こう!
このように、「真剣過ぎる」テンションくらいでちょうど良いでしょう。
そして、



国家国民に
誠実に向かおう!
新人議員には、国家国民に誠実な姿勢を持って欲しい。
この「議場内撮影」は、ベテラン議員から見れば、



褒められたことではないが、
大したことではないか・・・



まあ、ちょっと撮影くらい、
別に・・・
「撮影くらい大したことではない」と思うかもしれません。
ただ、ここで「禁止していることを行なった」という過失に関しては、ハッキリして欲しい。
「大したことではない」ことと「大したこと」の区別は、主観です。



まあ、新人が嬉しい気持ちも
分からんではないが・・・
このような「日本的な曖昧な感じ」が、日本の良くないところです。
ここは、石破総理がしっかりと判断して、「戒告」等の適切な処罰を、この新人議員には下して欲しい。
こういう「信賞必罰が曖昧」な状況が続くから、



まあ、選挙の時に
ある公約を掲げたが・・・



もう当選したし、国民は
覚えてないだろうから、約束破ってもいいだろう・・・
公約などの約束を「平気で破る」政治家が多数出てくるのです。
自身の政権への支持率を高めて、一致団結して日本を引っ張ってゆくためには、



議場内撮影は
禁止であるから、〜の罰を与える!
このように、「信賞必罰を明確にする」姿勢を石破総理に期待したいです。
ただ、この期待は「そもそも無意味」かもしれません。