前回は「「二位三位連合」で巻き返したマクロン大統領〜「禁じ手」の大戦略・民意を反映しないフランス選挙・「スパッと政権移譲」の英国〜」の話でした。
世界中に衝撃与えたトランプ元大統領暗殺未遂

世界中が驚愕したTrump元大統領の暗殺未遂事件。

Take a
look at ・・・
いつも通り「Trump節」の猛烈なパワーで大統領選に向けて演説している最中に、



パン、パン、
パン!



・・・・・
銃撃が響き渡り、Trump元大統領は耳を負傷しましたが、シークレットサービスの護衛を受けつつ、



私は
元気だ!
銃撃された耳を押さえながらも、拳を振り上げて「健在であること」をアピールしたTrump元大統領。
「銃撃された」経験を持つ人間は極めて少数です。
そのため、「銃撃された」状況は想像し難いですが、普通は銃撃されたら自分の体を心配します。
「銃撃直後」に自分が生きていることを確認できても、その「自分の意識」すら危ういです。
自分の体のどこかに、銃弾が刺さっている可能性があります。
その中、多少のパフォーマンスがあるとしても「銃撃されながら拳を振り上げた」Trump氏。



私は
百戦錬磨なのだ!
「大統領選の演説」というパフォーマンスが重要な場で起きた「起きてはならない」銃撃事件。
Trump氏は、事前に様々な「パフォーマンスのトレーニング」をしていたでしょう。
ただ、この「銃撃されながら、シークレットサービスの守りをよけて拳を振り上げた」Trump氏。
これを出来る人物は、ほとんどいないでしょう。
この時に「銃撃されたのが耳だけ」であっても、更に弾丸が飛んで来るかもしれません。
その中、



私の健在を
皆に知らしめるのだ!
覆いかかったシークレットサービスたちの体をよけて、顔を出した度胸は凄まじい。
「世界最強国であり、世界を引っ張る」米国の大統領に相応しい印象をTrump氏は世界中に与えました。
バイデン大統領の奇策出るか:少し「微妙」なカマラ・ハリス副大統領


もともと81歳という超高齢と、多数の「言い間違え」などの問題があったBiden大統領。
「大統領の適格性」を疑われ続けた中で、この銃撃事件が起き、Trump氏に猛烈な追い風が吹きました。



私は
次の大統領に相応しい!
と言い続けていたBiden大統領ですが、この状況において、身内の民主党内からも、



流石に
Bidenでは負けるのでは・・・



申し訳ないが、
ここは勇退して若手に!
という圧力がかかり続けた結果、ついに、



次の民主党大統領は
若い人に任せよう!
「現職米大統領が一選で次回大統領選に出馬しない」異例の事態となりました。





民主党の大統領候補は
副大統領の私!
ここで、俄に急浮上したのが、Kamala Harris米副大統領です。
副大統領であれば良いのですが、どう考えても「米大統領に相応しい」とは言い難い方です。



私はカリフォルニア州
司法長官を務めた法律の超プロ!
法律の超プロであるKamala Harris氏は、「若さと大いなる経験」という看板を掲げて、



私こそが
次期大統領に相応しい!
一方で、当選すれば「初の女性米大統領」となるだけに、「初めて」には期待が大きいのが現実です。



Kamala Harrisも
いいんじゃない?



女性にも
大統領になって欲しい!
という声が強くなれば、十分に当選の可能性があるKamala Harris氏。
ここで、退任するBiden大統領としては、なんとしても「自分の代わりに勝ってほしい」でしょう。



勇退したのだから、
勝ってもらわねば・・・
ここで、Biden大統領は様々な奇策を考えているかもしれません。
その奇策の一つは、大統領選挙前に「健康不調などを理由に退任する」ことかもしれません。
大統領選前に、



私は健康不調なので、
米国のために大統領を退任します・・・
「バイデン大統領が退任」となれば、



私が米大統領
を引き継ぎます!
自動的に「現職米大統領」になるKamala Harris氏。
この時「初めての女性米大統領」が誕生しますが、「選ばれていない」のが問題かもしれません。
一方で、「現職大統領」となれば勢いが全然違います。



私は現職の
米大統領です!



私は元大統領で
「闘う男」なのだ!
「Kamala Harris現大統領」を生み出して、勢いづくTrump氏に対抗する可能性は十分あります。
11月の大統領選まで、世界中の視線は米国に降り注ぎそうです。
次回は上記リンクです。