トランプ大統領の「言いなり」になってしまった致命的日本外交〜「吹っ掛け関税急落」に大きく安堵した日本政府〜|2025日本の未来3

前回は「消えゆく日本文化の象徴「お米」〜大転換すべき政府農水省の政策・遠ざかる「日本人の主食のお米」・流通しない備蓄米〜」の話でした。

目次

「吹っ掛け関税急落」に大きく安堵した日本政府

New Global Voyage
左上から時計回りにDonald Trump米大統領、Xi Jinping(習近平)中国家主席、石破茂首相、Keir Starmer英首相(Wikipedia)

今年2025年4月、強烈な相互関税を各国に課すことを発表したトランプ大統領。

Trump

我がUnited Statesは
各国に搾取されているのだ!

Trump

Make America
Great Again!

減税を目指しているトランプ大統領には「減税の原資」が必要であり、それを関税に求めています。

今年7月7日には、

Trump

JapanからUSの
全輸入品に対して25%の関税を課す!

このように「25%の追加関税」を日本政府に「最終通告」してきたトランプ大統領。

石破茂

そこなんとか・・・
お手柔らかに・・・

そもそも、「交渉」ではなく「吹っ掛け」であるトランプ大統領に対して、弱腰だった日本政府。

そして、「粘り強い交渉」の結果、日本は「追加関税を半分にして頂く」ことになりました。

石破茂

追加関税が
半分の12.5%になりました!

石破茂

これは、米国にとって、貿易黒字が
多い国の中では特別です!

石破茂

トランプ大統領が日本に
「お手柔らかに」してくれました!

日本政府は石破総理はじめとして、大喜びでした。

さらに、日本経済も大喜びで、

日本人B

これで、自動車業界は
発展するな!

7月23日に、トヨタなどの自動車株は一気に10%ほど上昇しました。

トランプ大統領の「言いなり」になってしまった致命的日本外交

New Global Voyage
Donald Trump米大統領と日本国旗

そもそも「吹っ掛け」以外の何者でもなかった、強烈な自動車追加関税。

仮に「25%が発動」したところで、ダメージを受けるのは日本だけではなく、米国もダメージを負います。

この点では、仮に一度発動してもらっても、その後に改定される可能性が高かったのが現実でした。

石破茂

様々な方が
一生懸命努力してくれた結果です!

石破総理は、「交渉関係者全員に謝意」を示しました。

ここまでは、日本にとって「概ね良かった」と考えます。

ところが、トランプ大統領が自身のソーシャルメディア”Truth”で行った発表は驚きでした。

Trump大統領の声明@Truth(2025.7.23)

We just completed a massive Deal with Japan, perhaps the largest Deal ever made.

Japan will invest, at my direction, $550 Billion Dollars into the United States, which will receive 90% of the Profits. This Deal will create Hundreds of Thousands of Jobs — There has never been anything like it.

Perhaps most importantly, Japan will open their Country to Trade including Cars and Trucks, Rice and certain other Agricultural Products, and other things.

Japan will pay Reciprocal Tariffs to the United States of 15%. This is a very exciting time for the United States of America, and especially for the fact that we will continue to always have a great relationship with the Country of Japan.

Thank you for your attention to this matter!

この声明は「トランプ節」が強烈に炸裂しています。

Trump

Japan will invest $550 Billion Dollars into the United States,
which will receive 90% of the Profits.

これは、「日本が米国のために投資する」という意味で、一方的な内容です。

ただし、投資に対しては「投資する側」にもメリットがあるはずです。

そのため、この文章は「トランプ節」で済ませられる内容です。

とても気になるのは、この文章に小さく挿入された「3つの単語」でした。

Trump

Japan will invest, at my direction, $550 Billion Dollars
into the United States,

この”at my direction”という言葉の意味は、「私の指示で」です。

つまり、トランプ大統領は、

Trump

Japanは、私の指示で、
米国に投資するのだ!

このように「日本政府がトランプ大統領の指示に従っている」ことを示しました。

これは「トランプ節」では済まない事態であり、独立国の政府としてのメンツはありません。

日本政府は、早急にこの文書の訂正を、トランプ大統領に強く求めるべきでしょう。

New Global Voyage

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

目次