低レベルすぎる日本の電子申請アプリ・ソフト〜暗い日本の科学技術の未来・古いバージョン削除の要請〜|2025日本の科学技術力

前回は「科学技術・イノベーションの地位が凋落続ける日本〜イノベーションへ後押しする中国政府とインド政府・科学者と技術者を「軽視し続けたきた」日本・理系軽視の政治と大学〜」の話でした。

目次

低レベルすぎる日本の電子申請アプリ・ソフト:古いバージョン削除の要請

Global Voyage
e-Gov(日本政府)

日本政府が協力推進している、様々な手続きにおける電子申請。

電子申請による業務の簡素化は、「世界の潮流」というよりも「時代の流れ」です。

そのため、

日本政府

法人の手続きは、
出来るだけ電子申請で!

個人に対しても推進している電子申請は、法人に対しては「超強力プッシュ」している日本政府。

この姿勢自体は、大変評価できますが、問題は電子化申請のためのアプリ・ソフトです。

とにかく、分かりづらいのが、これらの電子化申請アプリ・ソフトで、画面を見てパッと分かることは少ないです。

先日、”e-Gov”というアプリを使用して、ある手続きをしようとしました。

ネットで進めていると、

e-Gov

ここからは、アプリケーションを
ダウンロードして進めてください。

あるところからは「アプリで」というので、進めようとすると、

e-Gov

古いバージョンなので、
新たバージョンをダウンロードしてください。

「新たなバージョンのダウンロード」を要請してきました。

これは「よくあること」ですが、新たなバージョンをダウンロードしようとすると、

e-Gov

古いバージョンが
インストールされています。

e-Gov

古いバージョンをアンインストールしてから、
新たなバージョンをインストールして下さい。

なんと「古いバージョンのアンインストール」を要求してきて、驚きました。

普通のソフトならば、「古いバージョンは自動上書き」が当然です。

仕方ないので、古いバージョンをアンインストールして、新バージョンインストールしました。

どうしても、釈然としない気持ちでした。

暗い日本の科学技術の未来

新地球紀行
東京(新地球紀行)

さらに、新たなバージョンを無事インストールして、申請書類を入力して提出しようとすると、

e-Gov

赤い部分を
再確認してください。

こちらに「なんらかの問題があるから、修正してください。」という内容のメッセージが出ました。

一部の誤記があったので全て修正してOKなので進もうとして、最後のチェックマークを押しました。

ところが、なぜか、このチェックマークがどうしても押せません。

チェックマークを押せないので、そのまま「確認・申請」しようとしても、どうしても申請できません。

仕方ないので、サポートに電話しましたが、

e-Govサポート

ただいま
電話が大変混みあっております・・・

役所などのサポートでは「いつものこと」ですが、電話が繋がりません。

どうしても、対応策が分からないので、断念して「紙での申請」とせざるを得ませんでした。

「なんらかの入力が間違っている」ならば、その部分を明確に指摘して欲しいです。

さらに、「入力部分」だけでなく、「自動計算部分」も入力できるので、

Yoshitaka Uchino

ここは、自動計算して欲しいけど、
入力するのかな・・・

仕方ないので、計算して入力しましたが、それも問題だったかもしれません。

とにかく、「自動計算部分は入力できない」ようにするのが当然です。

分かりにくいだけでなく、システム上の問題も多いと思われる、日本政府の電子申請システム。

バブル期には、世界最先端と言われた日本の科学技術力。

こんな簡単な「電子申請システム」すら、まともに構築できない現実に、日本人としては情けなくなります。

多額の経費を掛けて構築していると思われる、これらの電子申請システム。

政府や自治体は請負業者に対して、「民間の声」を届けて、抜本的な改善をして欲しい。

Global Voyage

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