冴わたる英国のリーダーシップ〜世界大戦発祥の地=欧州・「大英帝国のプライド」示したスターマー首相・国王チャールズの登場〜|2025世界の未来6

前回は「「公開大激論」仕掛けたトランプ大統領〜異常ながら透明感高い超真剣対話・”Gamgling with WW3″の真意・「いじめ」にも見える構図〜」の話でした。

目次

「大英帝国のプライド」示したスターマー首相:国王チャールズの登場

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左上から時計回りにKeir Starmer英首相、Volodymyr Zelenskyウクライナ大統領、Giorgia Meloni伊首相、Olaf Scholz独首相(Wikipedia)

ワシントンを訪問し、トランプ大統領と少なとも表面上は「決裂」したゼレンスキー大統領。

Zelensky

Trumpが急いでいる
Dealを呑めば・・・

Zelensky

我がUkraineの主権は
踏み躙られたも同然・・・

Trump

You are not in a good
position!

Trump

You are gambling with
WW3!

Trump

Make a deal or
we are out!

Zelensky

2014年のCrimea(クリミア半島)での
停戦協定を一方的にRussiaが破ったのです・・・

そもそも、「ロシアにも言い分」があるとしても、ウクライナは「一方的に侵攻された」のが現実です。

「失意のドン底」にあったゼレンスキー大統領を、スターマー英首相は超暖かく迎えました。

Starmer

Zelensky大統領、
ようこそ英国へ!

Starmer

我がUKは、
Ukraineを完全サポートしますよ!

Zelensky

有り難う
御座います!

Starmer

ぜひ、我がKingにも
会っていただきたい!

超暖かく迎えたスターマー首相は、ゼレンスキー大統領を英国王と面会させる演出をしました。

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King Charles III(Wikipedia)
King Charles III

ようこそ、UKへ、
私がKing Charles IIIです。

Zelensky

お目にかかれて、
大変光栄です・・・

この「国王とゼレンスキー大統領面会」させることが出来る国は、世界で少ないです。

国名国王
日本今上天皇 徳仁
英国チャールズ3世
スペインフェリペ6世
デンマークマルグレーテ2世
ベルギーフィリップ・ド・ベルジック
世界の主な皇室・王室

現在、世界に27の国に皇室・王室がありますが、「27カ国しかない」とも言えます。

中でも、欧州では「別格」とも言えるのが、英国王室であり、

Starmer

我がUKが、本気でUkraineを
支える姿勢を示すのだ!

スターマー英首相の、「ウクライナ支援」への本気度が強烈に示された形になりました。

冴わたる英国のリーダーシップ:世界大戦発祥の地=欧州

新地球紀行
London(新地球紀行)

そして、スターマー英首相は、極めて具体的な「ウクライナを救うプラン」を示しました。

英国のウクライナ救出プラン

・ウクライナへの軍事援助を続け、ロシアに経済的プレッシャーを続ける

・平和的停戦を継続し、ウクライナの主権と安全を保証する内容であるべき

・平和的停戦がなされた後、全ての欧州首脳は、これ以上のロシアのウクライナへの侵攻を防御する

・ウクライナを守り、同国の平和を保障するために、欧州有志連合が発足

Starmer

We are at a crossroads
in history today.

こう言ったスターマー英首相は、「欧州が歴史の分岐点にある」ことをハッキリ明言しました。

Starmer

UK to give Ukraine access
to £1.6bn to buy new missiles.

そして、スターマー英首相は、新たに16億ポンドを兵器購入のために援助することを明言しました。

もちろん、この「16億ポンド」は、英国の武器・ミサイルを購入することになり、

Starmer

この援助によって、5,000発の
我がUKの最新ミサイルを援助し・・・

Starmer

同時に、我が国の
雇用をアップするのだ!

英国政府の負担は増えますが、それはそのまま「英国の雇用創出」に繋がります。

英国は米国とは歴史的に「超強力なパートナーシップ」を持ってきました。

新地球紀行
1921年の大英帝国の版図(Wikipedia)

100年ほど前の大英帝国の時代は、世界中に領土を持つ「超大帝国」だった英国。

Starmer

我がUKの
プライドを見せつけるのだ!

昨年、保守党から政権を奪った労働党率いるスターマー首相。

ウクライナ戦争においては、まだまだ「新顔」ですが、

Starmer

具体的プランで、
Europe全土でUkraineを守る!

冴わたる英国のリーダーシップを見せつけました。

新地球紀行
英戦闘機 Spitfire(Wikipedia)

20世紀、世界中を大惨事に追い込んだ第一次世界大戦、第二次世界大戦ともに、「欧州で勃発」しました。

いわば、「世界大戦発祥の地」である欧州において、

Starmer

我がUKは世界大戦において、
西側自由国の勝利を主導した・・・

そして、いずれの世界大戦においても、欧州で「西側自由国」の勝利を導いたのは英国でした。

特に、第二次世界大戦では「米国が最強であり、勝利を主導」したものの、

Trump

You are gambling with
WW3!

こう言われては、「欧州のプライド」が許さず、

Starmer

WW3もまた、
「欧州発祥」にはさせない!

スターマー英首相の「極めて強い意志」に対して、

Meloni

我がItalyも
Ukraine救出に大賛成!

欧州首脳はこぞって大賛成を示しており、欧州が強固に固まりつつあります。

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Donald Tuskポーランド首相(Wikipedia)
Tusk

Europe has
woken up!

トゥスクポーランド首相に至っては「欧州は覚醒した!」と述べ、欧州の新たな時代を予感させます。

Zelensky

We feel strong support for Ukraine, our people:
soldiers and civilians, our independence.

欧州の「超強力サポート」に対し、ゼレンスキー大統領は感謝する他ありません。

Starmer

Ukraineもまた
Europeであり・・・

Starmer

我がEuropeの
底力を見せつけてくれるわ!

ウクライナ和平の道は困難ですが、超強力になった「欧州スペシャル軍団」のパワーに今後注目です。

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