前回は「超大接戦が続く2024米国大統領選挙〜トランプかハリスか・ハリス大統領誕生による日本の巨大なリスク・大先輩へのリスペクトなき姿勢〜」の話でした。
MAGAの先に「米国中心の未来」を見ているトランプ大統領

第47代米大統領に「返り咲いた」Trump大統領。

また米大統領に
返り咲いたぞ!
やる気マンマンのトランプ大統領は、就任直後から数十もの大統領令など重要な署名をしました。



Paris協定から
離脱する!



WHOから
脱退する!



Biden政権の大統領令は
無効だ!
日本の総理大臣とは比較にならないほど、強力な権限を有する米大統領。
ただし、「大統領令が全て」でない点もあり、議会の承認などを得る必要がある場合もあります。
いずれにしても、



Make America
Great Again!



略して
MAGAだ!
ずっと”Make America Great Again!”を連呼して、「超米国ファースト」であるトランプ大統領。
強きものを尊崇する米国の文化から見れば、



やっぱり、
Trumpのような強い人物が良い!



あの強烈な
パワーで米国を引っ張って欲しい!
このような米国民の意思もあり、対抗馬であったHarris元副大統領の失点が大きかった2024年の米大統領戦でした。
Reagan大統領の標語を力強くシンプルに:”MAGA”商標登録


分かりやす過ぎる”Make America Great Again!”は、実はTrump大統領のオリジナルではありません。
1980年代に米大統領であったRonald Reagan第40代米大統領。



Let’s Make America
Great Again!
Reagan米大統領は、”Let’s Make America Great Again!”をずっと訴えて、人気を得ていました。



なかなか良い
標語で、わが国の未来のイメージとして最適だ・・・



もう少しシンプルにして、
分かりやすく・・・
Trump大統領本人が考えたのか、ブレーンが考えたのか不明ですが、Let’sを取って、



Make America
Great Again!
“Make America Great Again!”として、さらに分かりやすく”MAGA”という標語を作りました。
Trump大統領のすごいところは、この”MAGA”を商標登録したことです。
歴史的に見て、米国は「分かりやすく、力強くシンプルな」標語がある時代は強力です。
Reagan米大統領の頃の米国は、日米経済摩擦などもありましたが、



Japanの力が
強くなりすぎないように・・・
巧みな米国の戦略により、バブル景気で科学技術や文化面で猛烈な勢いを持っていた日本を封じました。


さらに昔の第二次世界大戦で、真珠湾奇襲攻撃を受けた米国の頃も、「強烈な標語」が登場しました。





Remember
Pearl Harbor!
厭戦気分が強かった米国民は、”Remember Pearl Harbor!”の強烈な標語に燃え上がりました。
近年の米国では少ない、超強力でシンプルな標語”Make America Great Again!”によって、



我がUnited States of Americaが
世界最強の国なんだ!
米国民が燃えている今、米国の科学技術や経済も燃えて、力強く成長してゆくでしょう。